

こんにちは「たろ」です!
普段生活をしている中で、こんな悩みはありませんか?
- 頼み事を断れない
- 人の目を気にしてしまう
- 自分の意見を言えない
- 悩みを溜め込んでしまう…
私はこれまで人間関係で、かなり悩んできました。
1人で仕事などを抱え込んで、溜め込みパンクする…。
なかなか自分の気持ちを優先できません。
しかしそれだと、生きていくのが大変ですよね。
この記事を読むことで分かること
- いい人の特徴とは
- なぜいい人になってしまう?
- いい人から卒業する方法
今回の参考書籍は「茂木健一郎」さんが執筆された「いい人をやめる脳の習慣」です!
茂木さんは脳科学者で、様々なメディアで活躍されています。
名前を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?
本書ではどうすれば「都合のいい人」を卒業できるかを、脳科学者の目線で解説してくれています。
先に結論をお伝えすると
『指示待ちの他人任せをやめて、自分の考え・思考をもつ自発的な脳に変えていく』ことで、都合のいい人を卒業できます!
自分はなぜいい人になってしまったのだろうか?
そしていい人を卒業するには、具体的に何をすればいいのか。
今回の記事を読むことで、解決に近づくことができるでしょう!
私も本書で学び、少しずつ楽しい毎日を送れています!
一緒に「都合のいい人」を卒業する方法を学び、楽しい毎日を過ごしましょう!
それでは少しずつ解説していきます。
著者の「茂木健一郎」さんについて
脳科学者。
ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー。
東京大学理学部、法学部卒業後、同大学大学院理学系研究科物理学専攻課程修了。
理学博士。理化学研究所、ケンブリッジ大学を経て現職。
専門は脳科学、認知科学。「クオリア」をキーワードとして脳と心の関係を研究している。
脳と神経に関する解説書も多く執筆され、テレビや雑誌などのマスメディアでも積極的に活動している。

私はテレビでよく見ていました!
本書を読もうと思ったきっかけ
「都合のいい人」をやめたいからです。
周囲の視線や評価などを気にし、自分の感情を抑えて生きていくことは、本当に辛いですよね…。
たとえば
- 残業を頼まれて断れない
- 休日出勤を断れない
- 批判されるのが嫌だから意見を言わない
このように周りの顔色を気にして、笑顔で無理な要求を引き受けたり、話を合わせたりします。
結果、知らないうちにストレスを溜め込んで体調を崩す。

私はよく心身ともに調子を崩していました…
みんなから好かれることなんてありえないのに、誰からも嫌われず「都合のいい人」でいようと、無意識に動いてしまいます。
「そんな生活はもう嫌だ!」と思っている時に、本書と出会いました。
なぜいい人になってしまうのか。
どうすれば、自分を大切にできるのだろうか。
具体的に分かりやすく解説されており、すぐに実践できる内容になっています。
一緒に学び、「都合のいい人をやめる為に」実践してみましょう!
いい人の特徴とは

はじめに「都合のいい人」とは具体的に、どんな人を指すのかを解説します。
①自分に自信がない
自分に自信がありません!
自信がない人は、周囲の評価を気にして、「いい人」と思われることを「心の拠り所」にしています。
- 頼まれ事をされる→断れない
- 失敗したらどうしようと不安になる→自分の意見を言えず、周囲の意見に賛同するばかりになる。

私も頼まれると断れません…
要するに「〇〇さんは断らないし、反対もしないから大丈夫」と思われてしまう、「都合のいい人」になってしまいます。
「自分はダメな人間だから」と自信がなく、周りから嫌われたくないという思いが強いです。
②自分の意思が弱い
自己表現が苦手です。
「〇〇と思われるかもしれない…」
このように「あることない事を」脳内でイメージしてしまい、一人で不安になります。
その結果、自分で考えることをせず、ステレオタイプの思考になってしまいます。

自分の意思があっても、脳内で言った後を想像すると、行動に移せませんでした…
外食をする際もお店を選べません。
映画を見にいく時も、自分の見たい映画を主張できません。
要するに「自分が思っていることを言えず、周りに合わせる」ばかりになります。
考えを素直に聞いてくれる「自己表現が苦手」な人は、周囲からは「都合のいい人」として扱われてしまいます。
③他人の評価が気になる
自分の気持ちではなく、他人の評価を第一に行動します。
嫌われたくないですもんね。
私が行動する際に考えていたことは
- 〇〇をしたら褒められるだろう
- 逆に〇〇をしたら怒られるからやめとこう
つまり何かをする時は「自分の考え・気持ち」ではなく、「他人からどう評価されるか」を考えて行動していました。

小さい頃からその悪い習慣が無意識のクセになっていました。
しかし結局のところ、自分の意見を言えなければ評価も上がらず、幸せな人生を送ることもできないです。
要は使い勝手のいい人になってしまうだけです。
なぜいい人になってしまう?

ではなぜ都合のいい人になってしまうのでしょうか。
生育環境などさまざまな要因はあるでしょう。
今回は本書で紹介されていた3つの要素を紹介していきます。
1.指示を待っている
「自分ならどうするだろうか」と自問自答せず、指示待ちになっています。
指示を待つことが習慣になることで、自発で脳を動かさなくなります。
- 何か問題に直面した時に自分で考えず、すぐに指示を求める
- 言われたこと以外はできない
要するに考える癖が無くなり、自分の考えを持たなくなります。

指示待ちの人って案外多いですよね
2.他人軸で動いてしまう
相手の期待に応えたいという気持ちを優先します。
私も昔から
- 親に褒められたいから〇〇をしよう
- 学校の先生に褒められたいから、テストでいい成績をとろう
- 任された仕事だから、迷惑をかけずにやり遂げよう
このように誰かに褒められたい、期待に応えたい「他人軸」で動いていました。

他人がどう思うかで行動していました…
「自分はこうしたい!」という考えがありません。
「他人軸」ばかりで動いていると「都合のいい人」になってしまいます。
3.自分の考えを表明する習慣がない
自分の意見を言えません。
「自分は何が好きか」
「自分ならどう思うか」
ということを「考える習慣」がないからです。
私も少し前までは「好きなこと」や「考えていること」をきかれても
「え、なんだろう…」
と答えられませんでした。

他人軸で動いていると、そうなりますよね。
それが特段悪い事だとも思わずにいました。
しかし自分の考えを表明する習慣がないことで、「都合のいい人」になってしまいます。
いい人から卒業する3つの方法

都合のいい人の「特徴」と「なぜそうなるのか」を少し理解できたと思います。
ではここから具体的にどうやって改善していくかを解説します!
①自発で脳を動かす
「自分ならこうする!」ということを、常に考え続けましょう!
自発的な脳になるには
- 自分ならどうするかと常に自問自答する
- ポジティブに考える習慣をもつ
普段から「自分ならどうするか」と自問自答をすることで、自分の考えを持ち、主張することができるようになります。
また前向きに考えることに対して、脳は自ら行動を起こすようにできています。
たとえば仕事で問題に直面した時に
- 上司にすぐ指示をもとめる
- 世間や他人の意見に同調するだけ
- ネガティブなことばかり考えてしまう。
これでは、脳は考える力を失っていきます。
指示を求める前に
「自分だったらこうするだろう」
「これを乗り越えたら成長できる!」
と考えることで、自発的な脳に変わっていきます。

1度は自分で考える必要がありますね!
要は「ポジティブ」な「自分の考えをもつ」ことで、自発的な脳に変わり、自分の意思で行動をおこせるようになります。
自発で脳を動かせるようになれば、いい人をやめ、社会を変えていける力も付けていけます!
「前向きに自問自答する習慣」を少しずつ、身につけていきましょう。
②自分軸で生きる
自分の気持ちを優先させましょう!
「周囲の期待」に応えるため「他人の意向通り」に行動を続けても、ストレスが溜まるからです。
ポイントは3つです。
- 自分の好きを優先する
人がいいと思うものを、自分も良いと思う必要はありません。
他人と意見が違うのは、普通のことです。

価値観は人それぞれですね!
自分の好きを大切にしていきましょう。
- 自分らしさのフローに入る
自分が思うほど、人は気にしていません。
脳は「自分の存在意義」や「価値感」に影響しない事に対して、それほど興味を持たないそうです。
✓予定があるから残業を断る
✓愚痴ばかりの飲み会には参加したくない!
自分のありのままの気持ちを優先して大丈夫です。
周囲に無理に合わせる必要はありません。
他人と違っても、間違いではないからです。

自分が素直に感じたことを、上手に伝えましょう!
自分の世界を持つことで、周りに流されることなく、自然体な生き方ができるようになります。
- 個性を発揮する
個性を発揮できれば、本来の自分で生きられます。
欠点と向き合って長所を見つけましょう!
欠点のすぐそばに長所はあります。
ポイントは欠点を改善するのではなく、加点方式で自分を見つめ直します。
たとえば
欠点→人の粗探しばかりする
長所→人間の観察眼に優れている
欠点から長所や個性に目を向けて、それをさらけ出していきましょう!

欠点は改善するのが大変です。調子や個性をのばしていきましょう!
自分をさらけ出すことが、いい人間関係を構築するときっかけになります。
③小さな表明を続ける
自分の考えを表明する習慣をつけましょう!
考えを表明し続けることで、「都合のいい人」の思考から「自分の意見をもつ人の思考」へと変わるからです。
どんな小さなことでも大丈夫!
✓自分は何が好きかを伝える
✓自分ならどう思うかを伝える
そして伝える時にポイントとなるのが
『YES,and I〜』です。
「そうですね、〇〇もいいですよね!私はそれに加えて〜もいいと思います」
このように発言をすることです。
要するに、相手の意見を否定せず、肯定的な表現で「自分の意見」を付け加えてみましょう!

否定をせずに、肯定しながら自分の意見を付け加えるのはいい方法ですよね!
自己表現ができるようになれば、「都合のいい人」も卒業できます。
自分の考えををもち、少しずつ表明してみましょう!
まとめ

今回のまとめをします!
- いい人の特徴
「自分に自信がない」「自分の意思が弱い」「他人の評価が気になる」
- いい人になる原因
「指示待ち」「他人軸で動く」「自分の考えを表明する習慣がない」
『卒業する方法』
- 自発で脳を動かす
- 自分軸で生きる
→自分の好きを優先する
→自分らしさのフローに入る
→個性を発揮する - 小さな表明を続ける
最初は難しいと思います。
けれど自分らしく生きられるようになれば、世界は変わります!!
『指示待ちの他人任せをやめて、自分の考え・思考をもつ自発的な脳に変えていく』ことで、都合のいい人をやめれます!
少しずつ「都合のいい人」の脳の習慣を身につけていきましょう!
私も少しずつ取り組んでいきます!
本書では今回紹介した内容以外にも、都合のいい人を卒業するための「脳の習慣」を、教えてくれています!
もっと学びたい方はぜひ読んでみてください!
ご覧頂き、ありがとうございました!
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