こんにちは、たろです!
@yuruhuwahu_hu (twitter)
『子どもにかけてあげる言葉』で悩んでいませんか?
- 学校に行きたくない
- 好奇心を育ませるには?
- 自信がない子に対する言葉
- 挑戦を後押しするには?
- 進路に悩んでいる時
そんな悩みを、少しでも解決できるお話をしていきます!
今回の参考書籍は
【天才を育てた親はどんな言葉をかけていたのか?】
著 真山 知幸
親野 智可等
この書籍では『子どもにかけてあげる良い言葉』を学ぶことができます!
著者の真山さんは偉人研究家で、親野さんは子育てについてなどの発信をされている教育評論家です!
偉人の名言は聞くことがあっても、そんな偉人を育て上げた親の言葉って、知る機会は圧倒的に少ないですよね!
現代の子育てに悩む方に、非常に役立つ書籍になっています!
先に結論をお伝えしておくと
『否定・強制をせず、好きなことができる環境を整え、長所に目を向け肯定的な言葉をかける』
ことが大切になります!
読んで実践することで
- 子どもが悩みを相談しやすくなる
- 好きなことが見つかりやすくなる
- 自己肯定感の高い人に育つ
- 歳をとって後悔することが減る
- 人生を楽しめる大人に育つ
親子関係も良くなり、子どもが人生を楽しめることに繋がるでしょう!
私は一時期、子ども時代を嘆いていました。
今となっては過去のトラウマを引き出し、言い訳をすることも減りましたが、生育環境に不満を持っていたのも事実です…。
自己肯定感が低く、社会に出てから悩みまくり、上手くいかないことばかり…
精神科に通っている時に先生から、「子ども時代の生育環境は、大人になって大きな影響を与える」と聞いて、余計にそういう思考になったのでしょう。
大人になってからでも変わることはできます!
ですが子どもに余計な苦労をさせず、有意義な人生を送ってもらうには、やはり生育環境は大切です!
つまり親子関係が重要で、子どもが悩んでいる時にかけてあげる言葉が、良くも悪くも人生に大きな影響を与えるということです!
今現在私には子どもが居ませんが、結婚をして子どもを授かりたいと考える中で、不安も出てきたので学ぼうと思いました!
今回は本書の中でも特に気になった「3つのシチュエーション」を紹介していきます!
知っていると知らないでは、天地の差があります!
一緒に子育てに関する知識を少しずつ学んでいきましょう!
学校に行きたくない
数学者の森 毅さんは、中学生になると学校をサボり始めます。
そんな時に父親は「学校に行け」と言わず、2つの条件を出します!
- 落第はせんように自分でコントロールをして休め
- .学校を休んだ日は、学校に行くより充実した一日を送れ
結果、学校は嫌いだったが勉強は好きで、いつも以上に勉学に励んだそうです!
子どもにとって、親から信頼されている感が伝わりますね!
また父親は好奇心が旺盛で、関ヶ原ですごい雪を見た際、「お前、あんなの見た事ないやろ」と言って、翌日連れて行ってくれたエピソードもあります。
親自身が好奇心を持って人生を楽しみ、悩む子どもを強制させるのではなく、学校以外から学べることも多くあることを伝えることが大切ですね!
親が楽しんでいるのを間近でみると、子どもも人生を楽しめます!
学校に行きたくない=親としては心配でたまらない…。
ここで「学校に行かせる」という結論ありきの対応はNGです!
まずは事情を聞くことが大切です!
大切なのは、「頭ごなしに否定をすると本当の事を話してくれなくなる」ということを、心に留めておくことです!
またすぐに励ましたり、アドバイスをしたりすることも、子どもにとっては苦痛になります…。
まずは共感的な言葉で対応をしましょう!
否定をせずにしっかりと聞いてあげることが大切ですね!
そしてその問題を親だけで抱え込むことなく、学校関係者や専門家に相談することが大切です。
親も大変ですよね…
1人で抱え込まないようにしましょう!
また、子どもは学校に行けない自分に罪悪感を感じ、自分を責めて苦しみます。
そんな時は、森 毅さんの父親がかけた「学校を休んだ日は、学校に行くより充実した一日を送れ」とかけてあげるのも、いいかもしれません!
選択肢はたくさんあるので、親が子どもの味方でいてあげて、自己肯定感を持てるような言葉をかけることが大切です!
何よりも日頃から「否定しないコミュニケーション」をしている事が、親子の信頼関係に繋がり、変化に気づくことができます。
普段の会話を大切にすることが大事ですね!
普段からの会話を大事にしないとですね!
知的好奇心を育むには
2008年にノーベル物理学賞を受賞された「益川 敏英さん」のお話です。
宿題をしない益川さんに母親は激怒し、説教の後に、国語の教科書を朗読させます。
しかしその後も宿題はやらず、朗読が嫌いになっただけと、後に語られています!
要するに、説教して強制させられたことは、好きになることはないということです!
自分の内側から湧き出るやる気がないと、続かないですよね!
逆に褒めることはメリットが多くあります。
小学3年生時の担任の先生から、図画の授業で先生を描いたところ、「腕時計まで描いて、観察眼が鋭い」と褒められます。
具体的な褒め言葉で、観察眼が鋭いという長所に結びつけているところが、ポイントです!
そんな先生から「益川くんは数学や理科の才能があるよ」と言われ、「僕は得意なんだ」と錯覚をし、のめり込み続けることになります!
褒めてあげることで、自分の長所・得意なことに気づき、のめり込むことができます!
また益川さんの父親は科学全般に詳しく、知識が豊富で、様々な話を聞かせてくれたそうです。
そんな父とのやり取りの中で知的好奇心が刺激され、世界を広げていきます。
親自身が知的好奇心を持ち、子どもと一緒に楽しむ。
そして、褒めることで子どもは錯覚をおこし、のめり込むきっかけになることもあるということです!
親も人生を楽しむことが大切です!
知的好奇心を育むには、子どもの「なぜ?」に一緒に驚くことが大切です!
子どもは理由を聞きたいのではなく、驚きや感動に共感して欲しいからこそ、伝えてくれるからです。
「どうしてヒマワリは黄色いの?」と聞かれれば、「ヒマワリきれいだね!!」の共感の後に、考えを伝えたり、一緒に調べたりしましょう!
そうすれば、好奇心は育ちます!
いきなりアドバイスや考えを伝えるのではなく、驚きを共有することが大事ですね!
自信をつけさせるには
アメリカで鉄鋼王と呼ばれる「アンドリュー・カーネギー」は、幼少期の暮らしは貧乏でした。
ですが、家族の為に身を粉にして働く父への尊敬は、高まるばかりだったそうです。
ある時カーネギーが、父を励ます言葉をかけます。
その時に、内向的で普段褒めることのない父が、頬に涙を一筋伝わせながら「アンドラ、わしは、お前を誇りとしているんだよ」と伝えます。
その後カーネギーは投資で成功し、会社経営に乗り出し、鉄鋼王と呼ばれるようになります。
後に自伝で、「父の言葉は私の耳に残って、長い年月にわたって私の心を温めてくれた」と語っています。
両親から貰った言葉は、いつまでも覚えているものです。だからこそ、かける言葉は選ばないといけないですね!
親自身の口癖に気をつけましょう!
親の言葉は、子どもの自己イメージの形成に大きな影響を与えるからです。
子ども幸せにする5つの言葉を、意識的につかいましょう!
・頑張ってるね
子どもはいつだって一笑懸命です。
親はその頑張りを認めてあげましょう!
・大変だね
子どもは日々新しいことを学びます。
大変だねと言葉をかけることで、「分かってくれているんだ」と感じます。
・ありがとう
子育ては親が大変なイメージばかりですが、子どもに気づかされることも多く、親の成長にも繋がります。
子どもに感謝することも大切です!
・助かるよ
子どもは両親の役に立ちたいのです!
偉いねよりも、助かるよの方が役に立っていると実感できます!
自己存在感が高まる言葉なので、使ってみましょう!
・大好きだよ
無条件に相手を肯定する言葉は、いつまでも子どもの心に残ります。
子どもと一緒に生活できる時間は短いのです。
たくさんの愛情を伝えてあげましょう!
子どもに自信をつけさせるには、存在をまるごと肯定するような言葉が大切です!
子どもと一緒に生活できる時間は短いのです。
たくさんの愛情を伝えてあげましょう!
子どもに自信をつけさせるには、存在をまるごと肯定するような言葉が大切です!
子どもにとって一番身近な存在の両親から受ける影響はとても大きいです!
まとめ
今回のまとめをします!
- 学校に行きたくない
日頃から否定をしないコミュニケーションを大切にしましょう!
そして学校に行かせるありきの対応ではなく、様々な対応策を考えることが大切です!
- 知的好奇心を育むには
まずは子どもの「なぜ?」に一緒に驚きましょう!
共感の後に、一緒に調べたりすることが大切です!
- 自信をつけさせるには
親自身の口癖は、子どもの自己イメージの形成に大きな影響を与えることを自覚することが大切です!
そして、子どもを幸せにする5つの言葉を積極的に使い、愛情を伝え、存在をまるごと肯定しましょう!
子どもを大切に育てるには
『否定・強制をせず、好きなことができる環境を整え、長所に目を向け肯定的な言葉をかける』
ことが大切です!
そうすることで
- 子どもが悩みを相談しやすくなる
- 好きなことが見つかりやすくなる
- 自己肯定感の高い人に育つ
- 歳をとって後悔することが減る
- 人生を楽しめる大人に育つ
子どもの将来に役立つことは間違いないでしょう!
全てをいきなり取り組むのは大変かもしれません。
まずは否定をせずに、共感して肯定するところから始めてみることをオススメします!
親子関係が良ければ、大抵の問題は解決できるでしょう!
しかし日頃から否定ばかりして、コミュニケーションが上手くいってないと、いざと言う時に役に立てなくなります。
それだけ重要ということです!
否定をせず、肯定する言葉を意識してみてください!
これからも一緒に学び、行動を続けていきましょう!
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました!
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