底辺と言われるトラックの世界【トレーラー運転手が5つの理由を解説】

底辺と言われる トラックの世界 ゆるふわ夫婦の話
底辺と言われる トラックの世界
たろ
たろ

みなさんこんにちは、「たろ」です。

トラック運転手になりたいなぁ〜
と思っても周りからは
やめとけ、しんどいよ〜
トラック運転手は底辺だ
みたいなことを言われた事はありませんか?

私はあります。

そして、実際に運転をしていて、嫌がらせをされることもあります。

ウインカーを出さずに割り込まれるなんて日常茶飯事です。

今回の記事で分かることは

  • トラック運転手は底辺?
  • トラック運転手の良いところ・悪いところ

結論

『トラック運転手は底辺ではない。しかし問題も多くある』

まぁトラック運転手の中には、無茶苦茶な運転をする人も多くいるのも事実ですから、嫌われても仕方ないのかな〜と、思いながら運転しています。

私自身、トラック運転手に対して腹が立つこともあるくらいですから
普通車を運転している人がイライラするのも納得です笑

世間のイメージでトラック運転手=底辺みたいな印象がありますよね。

ではなぜ、トラック運転手は底辺と言われるのでしょうか?

少しずつお話していきましょう。

トラック運転手は底辺なの? 【5つの理由】

結論を先にお伝えします。
決して底辺ではない

しかし、底辺と言われるには少なからず理由があります。

その理由を『5つ』にまとめたので紹介していきます。

①運転マナーが悪い

「危険運転」
人間は大きい乗り物にのると、気が大きくなるものです。

車間をつめて、スピードを出しまくる、こういったトラックはよくいます。

煽り運転が話題になり、危険運転も少しずつは改善しているのですが、それでもまだまだいるのが現状です。

トラックはすぐに停止できない乗り物なのに、スピードを出しまくり車間を保たずに走行するのは、無謀な行為ですよね…

その逆の「ノロノロ運転」も目につけられます。
あまりにも遅すぎる運転。

慎重なのはいいけど、60キロ区間を40キロ走行するなよ…
こういった場面に出くわしたことありませんか?

遅すぎてイライラさせることもあるでしょう。

大きい乗り物なので、ひとつひとつの行動が目立ってしまいます。

運転を仕事にしているのであれば、見本となる行動をしないといけないですよね。

②長時間労働

決してブラック企業ばかりではありません!

しかしブラック企業が多いイメージは、なかなか取れないです。
長時間労働、休日が少ない、有給がとれない…

運送業に付きまとうイメージです。

実際に運送業はブラックな会社も多くあります。

私もそういった会社のドライバーさんによく出会います。

ここに関しては見極めが肝心です。
転職ポイントについてはこちらを参照↓

実際のところ運送業は労働基準法も特殊なので、普通の会社員と比べると勤務が長くなるのは必然です。

しかし、違法はいけません。
知識をつけて自分を守る対策をとりましょう。

③お給料が安い

運送業は昇給やボーナス、退職金がない所が多いです。

また、長時間労働の割には給料が低い!と思うこともあります。

『送料無料!!』
価格安が良しという時代。
過度の運賃値下げは企業やドライバーの首をしめます。

昇給やボーナスがなく、退職金もない。

将来性がない企業、業種に若い人が集まらなのも当然です。

④マナーが悪い

停め方が雑すぎる、ポイ捨てしている光景を目にする。

実際、トラックの路駐が多いところは、ゴミも多いですよね。

個人的にこの理由はかなりトラック運転手の評判を下げていると思っています。

トイレに行く暇がない
→あります。なければ会社相談しましょう。
改善しなければ転職です。

コンビニに寄れない
→迷惑にならないように停めましょう。
ゴミは道路に捨てずに持ち帰ること。

私はトレーラー運転手をしているので、大型トラック以上に停める場所にも苦戦します。

緊急時以外では、なるべく迷惑にならないように気を配りながら、とめています。

ゴミを捨てるなんて論外。
同じ同業者として情けなく思います。

こういった一つ一つの行動がドライバーの評判を下げていますよね。

⑤ガラが悪い

私も転職前は怖い人が多そうなイメージがありました…

しかし、そんなことはありません。

特にドライバー同士に対してだけなのかもしれませんが、仲間思いは非常に強い業界です

優しい人が多い印象をうけました。

私のように人間関係で悩み転職した人もいれば、社会にとけ込めず入ってきた人など
痛みを知り、人の気持ちを考えられる人が多いのも事実です。

その反面、仕事柄ストレスが溜まりやすいので、イライラをぶつけてしまい、ガラが悪いという印象が飛び交ってしまいます。

自分をコントロールできる力を身につける必要があります。

私が思うに一般企業であれば会社内で働くことが多いので、マナーの悪さが目立つことも少ないでしょう。

しかし、ドライバーは公道で仕事をするので、一つ一つの行動が目立ってしまい印象が悪くなっています。

どんな業界でも
『良いところは良い』
『悪いところ悪い』

そう考えておいてください!

トラック運転手のいい所

  • 運転マナーが良い人もいる
  • 優しい人が多い
  • 仲間思い
  • 基本的に運転が上手

私が6年運送業界にいて感じたことです。

運転マナー意識が高い人や運転が上手な人は非常に多いです。

やはりベテランの方は私よりもずっと運転が上手です。
経験豊富で尊敬することばかりです。

また、優しい人が本当に多い!

未経験の私が無事故でこれているのもドライバーの先輩方、仲間に助けられているからです。

運送業界に入らないと分からなかったことです。

世間で聞かれる悪い評判も事実ですが、良い一面がたくさんあることを知ることができています。

トラック運転手の悪いところ

  • マナーが悪い
  • ストレスが溜まりやすい
  • 長時間労働
  • お給料が安い
  • ボーナス、退職金がない

いい一面がある一方、悪い面がかなり、目立っているのも現状です。

マナーの悪い人がいるのは周知の通りでしょう。

その他にもストレスがかなり、溜まりやすいです。

公道が職場になるので運転マナーがいい人もいれば悪い人もたくさんいます。

自分をコントロールできなければ、イライラしてストレスが溜まり運転マナーに影響もでてきます。

また、長時間労働の割にはお給料が安いので、モチベーションを保つのが難しいと感じる人もいるかもしれません。

退職金がなく、昇給もない。
働きだした時点で天井が来てしまっている企業も多くあるのです。

はたして、このお給料で子どもをしっかりと育てて妻を幸せにできるのか…

ここは不安になるところですね。

しかし、大手企業であれば昇給、ボーナス、退職金があり、福利厚生がしっかりと整っているところもあります!

なので企業選びは肝心です。

まとめ

今回のまとめをします!

  • 底辺と言われる5つの理由
    運転マナーが悪い
    長時間労働
    お給料が安い
    マナーが悪い
    ガラが悪い
  • どんな業界でも光と闇はある
    トラック運転手は公道が職場になるので、目につくことが多い。
    一つ一つの行動に見られている意識を持とう!
  • トラック運転手は、基本運転が上手くて仲間思い、優しい人が多い!
  • その反面マナーが悪い人も多くいる
  • 事故は切っても切り離せない存在。イライラした時は、大切な人の存在を思い出そう。

結論、底辺ではありません!

昔から悪評の絶えない業界です。
しかし、実際に働き出してみて感じたのは、他の職業とさほど変わりません。

むしろ、仲間思いの優しい人が多い業界だと感じています。

公道で仕事をするため、どうしてもストレスの溜まりやすい職業ではあります。

そこといかに上手く付き合うかでアナタのトラック運転手としての生活が上手くいくか、いかないかが決まります。

トラック運転手のイメージが少しでも変わり、1人でも多くの若者がこの業界に入ってきてくれるのを願っています。

今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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