【本当は怖いデスクワーク】デスクワークで起こる健康リスクの特徴と予防3選『要約・感想』

本当は怖いデスクワーク 本の要約・感想
本当は怖いデスクワーク
たろ
たろ

こんにちは、たろです!

@yuruhuwahu_hu (twitter)

『座りっぱなし』が原因で、心身に不調をきたしていませんか?

私は日々『座りっぱなし』で仕事をするので、猫背や腰痛に悩まされています…

  • 集中力が続かない
  • 疲れやすくなった
  • 常に身体のどこかに痛みを感じる
  • 老けて見られるようになった

そんな悩みを、少しでも軽減できるお話をしていきます!

今回の参考書籍は

本当は怖いデスクワーク

著 佐々木 さゆり

この書籍では世界一座りすぎの日本人が、『肉体的・精神的に健康な状態を維持する為の方法』を学ぶことができます!

佐々木さんは、NPO法人予防医療推進協会理事長として、これまでにのべ3万人を超える人たちの心と身体の健康に携わってこられました。

現在、数多くの各種講演活動やコンサルティング業務をする傍ら心理カウンセラーとして活動されております。

多くの人が自由に生きられることを目指し治療を行い、カウンセリング歴28年、臨床経験のべ9万件以上の実績を持たれています!

先に結論をお伝えしておくと

普段から食事・睡眠・運動に気をつかい、仕事中は1時間に1回、予防策を実施する

ことが大切になります!

読んで行動することで

  • 肉体的、精神的、社会的に満たされる状態に近づける
  • 病気のリスクを抑えることができる
  • 仕事のパフォーマンスが向上する
  • 人生を楽しめる
  • 若返りに繋がる

座りっぱなしが原因で起こる不調から身を守り、健康な状態を維持できるようになるでしょう!

日本人は世界で一番、『座っている時間』が長いようです。

仕事中はデスクワークで座りっぱなしの事が多く、休日も座りっぱなしでスマホを触り続けたり、ゲームや映画、読書を楽しむ方も多いのではないでしょうか?

かくいう私も、仕事中は座りっぱなし、休日も座り続けていることが多いです。

その結果、猫背になっていたり、腰痛になったり、目が疲れやすくなったり、精神的に不安定になるなど、心身に様々な支障をきたしています…

『座りっぱなし』がヤバいということは知っていましたが、年々、危機感が増してきています。

私の周りは座りっぱなしの人が多く、歳をとっている人は身体のどこかを痛めており、常に疲れているように見えます。

人生100年時代と言われる中で、いくら長生きしても『健康な状態』でなければ、嬉しくないですよね。

働いて働いて老後を楽しもうと思った矢先、身体を壊してしまう…

そうはなりたくないと思った時に、たまたま本書を見つけました。

座りっぱなしで起こる危険から身を守り、『健康な状態』を維持するための方法を一緒に学んでいきましょう!

それでは少しずつ解説していきます。

そもそも健康とは?

WHOでは健康を以下のように定義しています。

'健康とは病気ではないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、全てが満たされた状態にあることをいいます。'

つまり、身体は健康であっても、精神疾患を抱えていれば、それは健康ではないということです。

逆に精神的に健康であっても、腰に痛みを抱えていれば、健康ではないですよね!

要するに、心も身体も日常生活も満たされている状態が健康ということです!

たろ
たろ

心も身体も日常生活も順調なのが健康です!

そしてその健康を脅かす一因に、長時間のデスクワークも関係しています。

『座りっぱなし=腰に悪い』というイメージは、多くの方が持っていると思います。

しかし、影響を与えるのは腰だけではありません。

猫背になれば、血流が悪くなることで、心身に様々な影響を与えます。

肩こり、腰痛、眼精疲労、自律神経失調症、うつ病など、様々な病気の要因になります。

また、運動不足や過食にも繋がり、糖尿病になるリスクも上がるなど、「座りっぱなし」は侮れないのです!

「まさか自分が…」と思った時には手遅れです。

しっかりと健康を維持する為にも、知識を蓄えておくことが必要ですね!

たろ
たろ

病気になった時だけでなく、常日頃から健康をキープするために行動することが大切です!

猫背の特徴と予防ストレッチ

長時間座りっぱなしでいると、次第に背中の力が抜けて、丸くなっていきます。

たろ
たろ

猫背は老けて見えますよね…

本書では猫背の3タイプを紹介してくれているので、簡単に説明します。

1.腰猫背タイプ

腰が丸くなります。

  • 椎間板ヘルニアのリスク増
  • 便秘や痔になりやすくなる

2.背中猫背タイプ

肩甲骨が開き、肩をすぼめた状態になります。

  • 肩や肩甲骨周辺の凝りや痛み
  • 胃や肺が圧迫され、息苦しくなる
  • 自律神経が圧迫されやすく、胃酸過多や胃もたれもおこる

3.お腹猫背タイプ

腰が反って、お腹が前に突き出ます。

  • 腰痛が起きやすい
  • 過体重の人は、膝に痛みもでる

4.各タイプに共通すること

猫背はあごが前に突き出ます。

  • 口呼吸になり、口が乾燥
  • 乾燥した口腔内は細菌やウイルスに感染しやすく、口臭の原因になる
  • 胸の皮膚もたれやすく、顔のたるみにもつながる
たろ
たろ

私はよく息苦しくなるので、背中猫背の傾向が強いかもしれません…

〇予防ストレッチ

①背中で両手を組み、手のひらを下に向ける。

そこから胸を大きく広げるイメージで両手を上に引き上げ5秒キープします。

これを3回繰り返しましょう。

②両手でシャツの肩口にある縫い目部分をつまみ、肩甲骨が動いているのを意識しながら、肘を後ろにゆっくり10回ほど回しましょう。

猫背を改善することで肩や首のこり、腰痛にも効果があらわれます。

また口呼吸による感染症リスクや口臭も予防されます。

1時間に1回はストレッチをおこない、姿勢を改善していきましょう!

たろ
たろ

猫背だけでなく、感染症リスクや口臭の予防にもなるのは驚きですね!

眼精疲労の原因と予防ストレッチ

現代はスマホ依存という言葉があるほど、スマホやパソコンを見る時間が増えています。

仕事でパソコンを1日中使う方も多くいるでしょう。

身体は『座りっぱなし』で動かさなくても、目は常に動き続けています。

結果、目がかすみ充血したり、視力が低下する眼精疲労や、肩こり、頭痛などの『目』以外にも影響が出て、パフォーマンスの低下に繋がります。

たろ
たろ

私もよく眼精疲労に悩まされています…

眼精疲労が起こる主な原因を2つ紹介します。

1.ドライアイ

パソコンやスマホはテレビと違い、『見るだけ』ではなく、『必要な情報』を探し出すという作業があります。

意味の理解や入力、確認作業などを行うために、瞬きの回数が極端に減少し、涙が蒸発してドライアイになります。

たろ
たろ

テレビよりも、パソコンやスマホの方がドライアイになりやすいんですね!

2.乱視、近視、老眼

フィルムの役割を果たす『網膜』がピントを合わせようとし、レンズの役割を果たす水晶体の厚みを調整する『毛様体筋』が緊張状態になります。

緊張状態が続くことで、疲労が蓄積され、眼精疲労になっていきます。

予防策

  • メガネやコンタクトが今の視力にあっているか、定期的にチェックする
  • メガネを通勤用やデスクワーク用で使い分けることで、目の負担を減らす
たろ
たろ

眼科に行って、視力を定期的に確認することは大切ですね!

予防・改善ストレッチ

  1. 正面を見た状態から眼球を上下左右へゆっくり動かし、右目・左目を中央に寄せて5秒キープ。
    最後に右回り、左回りと回す。
    これを1回3セット、1時間に1回行う。
  2. 顔がクシャクシャになるくらい、目と口をギュッと鼻に向けて寄せ、5秒キープ。
    5回を1セット行う。
  3. 腕をのばし、人差し指を立て、そこに目の焦点を当てる。
    次に指先に視線を合わせながら、左右の中央まで引き寄せる。
    スマホやパソコンに固定されていた焦点を動かし、毛様体筋のストレッチになります。
    1時間に1度、数回行いましょう。

1~3のストレッチを1時間に1度行うことを意識するだけでも、眼精疲労は今よりもマシになるでしょう!

ぜひ試してみてください。

たろ
たろ

目の疲れが少しマシになるのでオススメです!

うつ病の原因と予防

「デスクワークとうつ病は関係あるの?」と思われる方もいると思います。

しかし実際のところ、肉体労働者よりもデスクワークの人の方が『うつ病』になりやすいそうです。

その原因として、『運動不足』と『猫背』が要因と言われています。

たろ
たろ

うつ病にも座りっぱなしが関係するのは驚きです…

うつ病患者は『セロトニン』と『ノルアドレナリン』の分泌が少なくなります。

セロトニン

幸せホルモンと言われ、不安やイライラ、依存性を抑制してくれます。

ウォーキングなどの軽い有酸素運動で分泌されます。

ノルアドレナリン

筋トレなどの無酸素運動の刺激を受け、分泌が促進されます。

つまり、セロトニンやノルアドレナリンの分泌を促そうと思えば、『運動』が必要になります。

ですがデスクワークになると、自然と運動不足に繋がり、セロトニンやノルアドレナリンの分泌が低下してしまいます。

また猫背になることで、首の後ろの血管が圧迫され血流が悪くなり、神経伝達物質の分泌量の低下も招きます。

結果、『うつ病』のリスクが肉体労働者と比べると高まる傾向があるということです。

予防

  • こまめに体を動かす
  • 正しい姿勢を保つ
たろ
たろ

こまめに体を動かすことが大切ですね!

途中で休憩を挟むと、集中力が切れるから嫌という方もいると思います。

しかし成人の集中力持続時間は約50分程度と言われています。

つまり、1時間に1度、休憩を挟み体を動かしても問題はありません。

むしろ集中力が上がり、パフォーマンスは向上します!

たろ
たろ

私は集中力が子切れると勘違いして、休憩をとるのを嫌っていました…

私は『ポモドーロテクニック』を実践しています。

25分集中した後、5分休憩。
4セット繰り返した後、15-30分の休憩を挟みます。

休憩を挟んでも集中力が保たれ、パフォーマンスも向上するのでオススメです!

こまめに休憩を挟みつつ、自分を大事にしてあげましょう!

たろ
たろ

1時間に1度は休憩をして、身体を動かしてみることをオススメします!

まとめ

今回のまとめをします!

✓そもそも健康とは?
心も身体も日常生活も満たされている状態!

✓猫背のタイプ
1.腰猫背タイプ
腰が丸くなる。

2.背中猫背タイプ
肩甲骨が開き、肩をすぼめた状態になる。

3.お腹猫背タイプ
腰が反って、お腹が前に突き出る。

〇予防ストレッチ
1.背中で両手を組み、手のひらを下に向ける。

そこから胸を大きく広げるイメージで両手を上に引き上げ5秒キープを3セット。

2.両手でシャツの肩口にある縫い目部分をつまみ、肩甲骨が動いているのを意識しながら、肘を後ろにゆっくり10回ほど回す。

✓眼精疲労の原因と予防ストレッチ

〇原因
1.ドライアイ
2.乱視・近視・老眼

〇予防・改善ストレッチ
1.正面を見た状態から眼球を上下左右へゆっくり動かし、右目・左目を中央に寄せて5秒キープ。

最後に右回り、左回りと回す。

これを1回3セット、1時間に1回行う。

2.顔がクシャクシャになるくらい、目と口をギュッと鼻に向けて寄せ、5秒キープ。

5回を1セット行う。

3.腕をのばし、人差し指を立て、そこに目の焦点を当てる。

次に指先に視線を合わせながら、左右の中央まで引き寄せる。

1時間に1度、数回行う。

✓うつ病の原因と予防
〇原因
猫背、運動不足

〇予防
・こまめに体を動かす
・正しい姿勢を保つ

〇ポモドーロテクニック
25分集中した後、5分休憩。
4セット繰り返した後、15-30分の休憩。

休憩を挟みつつ、集中力を保てるのでオススメです!

健康を保つには
普段から食事・睡眠・運動に気をつかい、仕事中は1時間に1回、予防策を実施する
ことが大切です!

今回の予防策などを実践することで

  • 肉体的、精神的、社会的に満たされる状態に近づける
  • 病気のリスクを抑えることができる
  • 仕事のパフォーマンスが向上する
  • 人生を楽しめる
  • 若返りに繋がる

健康な状態を維持することができるでしょう!

私も仕事中は1時間に1度休憩を挟み、身体を動かすようにしています!

『ポモドーロテクニック』を実践して、休憩の合間に、身体を動かしてほぐすことをオススメします!

病気になってから動くのではなく、日頃から対策を行い、少しでも『健康』な状態をキープして、人生を楽しみましょう!

本書では今回紹介した内容以外にも、『腰痛・糖尿病・自律神経失調症』など、様々な症状に対する対策を紹介しています!

また、食事面からのアプローチなども紹介されているので、興味があればぜひ読んでみることをオススメします!

今回のお話が少しでも、役立つ情報になれたなのなら嬉しいです!

これからも一緒に学び、行動を続けていきましょう!

最後までお付き合いくださり、ありがとうございました!

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